歩くまで順番に発達することが大事

こちらのブログでは
私が主として活動している

離乳食のお話はもちろん
わたしをつくっている価値観などを、

わたしの「言葉」にして
お伝えしています。

「わが子がぐんぐん育つからだもこころもつくる🍀」

助産師として活動しております
いかいあきです😊



私が子育て相談を始めてから
約4年が経ちます。


その中で
多いなーっと思うご相談は
「ハイハイをあんまりしてないけど
いいですか?」



ママさんも
赤ちゃんにはハイハイを
たくさんさせた方がいいってことは
みなさんよく知って見えます。


ママさんたちに聞くと
足腰が強くなる
体幹ができる
足が速くなる



など、お話ししてくださり
おっしゃっていることは
全て正解!!



なので
ママさんたちは
ハイハイをさせた方がいいと
わかっている…



がっ!!!


わが子が思うように
ハイハイしてくれない


ハイハイのメリットを
ココでしっかりと文字にして
お伝えすると

・運動能力・筋力強化
・バランス感覚
・防衛反応
・協調した動き
・脳の活性
・視覚の発達
・満足感や達成感

など、あげたらきりがない
くらいです。


赤ちゃんにとって
こんなにメリットがたくさんの
ハイハイなのに
上手にできない子
やらない子がいるのは
なぜ??



それは
「産まれてからハイハイまでの
成長・発達」が順番に
できているか

影響してきます


産まれてからハイハイまでの
身体の発達とは
うつ伏せ→首すわり→寝返り→
ズリバイ→ハイハイ(高這い)



この順番でしっかり身体が
成長しているか
なのです



この順番がしっかりと踏めていないと
身体がゆがんでしまっていたり
手足の感覚がわかっていなかったり
自分の身体の認識ができていなかったりで
ハイハイが上手にできない状態に
なってしまうのです


ハイハイができない子というのは

・ハイハイしようとしてもすぐに
立ち上がってしまう
・いざりバイ(片足を立てて移動)
・シャフリング(お尻を床につけたまま
座って移動)
など、その子がその時一番使いやすい
動きになってしまいます。


このようになってしまうのは
必ず原因があるのです


原因と考えられるのは

・首、腰すわり前の長時間の抱っこや
抱っこひもでの抱っこ
・一人座りがまだできてないのに
座位の姿勢をとる
・身体がゆがんだままの抱っこ
・ベビーゲートなどで移動範囲が狭い
・物が多くてつかまれる場所が多い
・厚着しすぎて動きづらい


など、赤ちゃんの抱っこの仕方、
扱い方、関わり方など、
ハイハイを正しく長い時期させる
ためには、全てが関わっている
ということなんです。


ハイハイをしなくても
普通に立って歩くことが
できるようになるのも
事実です


最初は転びやすかったりしますが
成長とともに、それなりに
筋力やバランス能力もつきます


しかし
昔と比べ今は小さい頃の外遊びは、
社会情勢や紫外線、気温など
遊べる環境も時間も少なく
なってきている


そうなると
産まれてから歩行までの過程が
お子さんの人生を支える

身体の土台となる


だからこそ
このハイハイ時期が
とても重要なのです


そして
ハイハイは離乳食にも
影響してきます。



ハイハイ時期には
離乳食を始めよう、もしくは
始めたところという
お子さんが多い。


しかし
身体の発達が十分にできていない
状態で、離乳食を始めてしまうと


食物の栄養を消化・吸収することに
赤ちゃんのエネルギーが
使われてしまい
身体の発達が進まなくなって
しまうことがある


私のブログでは
何度もお話しさせて
もらっていますが
赤ちゃんの胃腸は
まだまだ未熟


食物を消化して栄養を吸収できる
ように、スイッチが入るのが
ハイハイができる頃


この時期に
何も知らないで
ガンガン離乳食をあげてしまうと



腸を動かすことばかりに
エネルギーが注がれ
腸がオーバーワークになれば
腸で製造される神経伝達物質も
なくなってしまい
身体の発達がとまってしまう


すると
脳の発達もとまってしまい
なかなか歩かなかったり
発語がでなかったり
するのです


この時期の大人の関わり方を
しっかり理解しておくことで
お子さんの数年後の身体の使い方、
身体の緊張を左右する
自律神経の調整に影響し
身体や心に問題を抱えるかが
変わってくるのです。



次回は
ハイハイしない体験談から
具体的な原因と対策の
お話しをしようと思います。



いかいあきInstagramもやってます
コチラ

幸田町ハピネス助産院にて離乳食教室
やってます。
次回は7月17日(水)
インスタDMか公式LINEから「離乳食教室」と
送信してください。
返信にて、詳細をお送りします。