最近よくあるご相談💩💩💩

こちらのブログでは
私が主として活動している

離乳食のお話はもちろん
わたしをつくっている価値観などを、

わたしの「言葉」にして
お伝えしています。

「わが子がぐんぐん育つからだもこころもつくる🍀」

助産師として活動しております
いかいあきです😊



「うちの子便秘になっちゃいました。
どうしたらいいですか?」



ココ一週間で数人の
ママさんからヘルプ!の
ご相談がありました。


お話しをお聞きすると
みんな、特に離乳食の内容も
変えてないし、水分量も変わってない。
だけど、いきなり便秘に
なっちゃった
というかんじでした。


離乳食の内容も水分量も
変わってないということから
たぶん
最近急に暑くなってきたのが
関係しているのではないかと。


赤ちゃんが1日に必要な水分量は
体重1キロあたり150mlくらい


これが暑い日だと
ほとんど汗で体内から出てしまうため
便が硬くなり
腸の動きでスムーズに肛門の方へ
移動できなくて、便が腸に滞在し
ますます腸内環境が悪くなり
便秘が進行してしまう
という悪の無限ループに
陥ってしまうのです


赤ちゃんの体内の水分量は
70~80%と、大人は60%くらい
なので、赤ちゃんに水分は
大切だということが
わかります。


そんなのわかっているけど
水やお茶は当の本人が飲んでくれない



そんなときはどうするか?


赤ちゃんが毎日飲んでいる
母乳やミルクをあげるのが
一番。


産まれてからずっと口にしている
母乳やミルクなら
赤ちゃんは安心して
絶対飲んでくれます。


摂取エネルギーが
多くなりすぎるのでは?と
気になるかもしれませんが
ずっと続くわけではないし
そもそも暑いだけでも
エネルギーは使われるので
大丈夫です。


水やお茶は
味が違うため
受け入れられないお子さんも
います。


これも味は慣れなので
諦めずに何回もあげていれば
必ず飲めるようになります。


でも便秘になってしまったら
素早く改善してあげたい。
便が固まってしまうと
赤ちゃんの腹圧では
自力で出せなくなって
しまうこともあるからです。


やっぱり一番辛いのは
赤ちゃん自身。
いきんでも、いきんでも
出てくれないので、
きっとお腹が痛いや
肛門付近が痛くて
泣き叫ぶ子もいます。


一度、この体験をすると
これがトラウマになって
いきむことが怖くなり
毎回うんちするときに
泣いてしまう子もいます。


こうならないためにも
これからの時期からは
便の硬さの状態もしっかり
観察してあげるといいです。


便秘時の対処法も
少しお話ししておきます。


①できれば離乳食はお休みする
 便秘により腸の動きが
 悪くなっています。
 その状態のときに、新たな
 食物を消化・吸収するのは
 赤ちゃんの腸には負担が
 かかりすぎます。

②離乳食をあげるのであれば
 お粥か野菜単品。
 できるだけ腸の負担にならない
 食物をあげる。
 ココで、お芋類は禁忌
 腸内環境がいい状態であれば
 食物繊維が腸内細菌を育てて
 便を出しやすくしてくれますが
 便秘のときは
 食物繊維を摂ると
 便を硬くする作用があるので
 逆効果です。

③お腹のマッサージ
 便秘のときは
 赤ちゃんの腹筋も緊張し続けて
 固くなっているのが原因で
 腸の動きを妨げていることも
 あります。
 お腹の筋肉の緊張を緩めるのを
 イメージしながら
 ゆっくり、ゆったり

 ママの手を下腹部~股関節を
 重点的に触ってあげてください。


便秘が治るまで
続けてあげてください。


人間が健康に生きていくためには
排泄はとても重要な行為です


ましてや便は
食物から栄養を吸収して
私たちの身体を
作り上げてくれたものの
最後の残ったものです


便がでないと
健康にはなれないのです


そう考えると
便も大切で感謝すべきもの。



人間を作り終えた「便」さんを
これからしっかりと
観察してあげて、どんな状態かを
把握してあげたくなりませんか🥰


赤ちゃんの便秘も
早急に改善してあげたいですね💩



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幸田町ハピネス助産院にて離乳食教室
やってます。
次回は6月19日(水)
登録していただき、「離乳食教室」と
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返信にて、詳細をお送りします