食物繊維は赤ちゃんにとって最高のアシスト役

こちらのブログでは
私が主として活動している

離乳食のお話はもちろん
わたしをつくっている価値観などを、

わたしの「言葉」にして
お伝えしています。

「わが子がぐんぐん育つからだもこころもつくる🍀」

助産師として活動しております
いかいあきです😊



「食物繊維は腸内環境を整える」
という言葉はよく聞かれると思います


はい。
その通りです。


食物繊維は
1 腸内細菌のえさとなり、
  腸内細菌を育てる
2 人体に有害な(農薬、添加物、放射能)
  を吸着して排泄する
3 糖類の吸収を遅らせる
4 ミネラル、ビタミンの吸収を
  よくする



という、腸にいいことばかりの
栄養素です。


そして
赤ちゃんの未熟な腸を育てるのにも
欠かせない栄養素。


食物繊維を詳しく理解できると
お子さんの体調管理が
とってもしやすくなります。


食物繊維について
詳しく説明しますね。



食物繊維は
2種類に分けられます。
水溶性と不溶性。
両方とも人は体内に吸収する栄養素としては
利用できません。
喜ぶのは、腸内細菌です。


水溶性食物繊維
・大腸までよく届き、腸内細菌のえさとなる

不溶性食物繊維
・腸内をお掃除してくれ、
 便のかさましとなる
・腸内細菌のすみかとなる


水溶性食物繊維は
腸内細菌のえさになり、
腸内細菌を育てる役割があります。


水溶性食物繊維
水分を含むことができるので
うんちを柔らかくしてくれます。
逆に言うと
摂りすぎると下痢っぽくなります。


母乳やミルクに入っている
オリゴ糖は、腸内細菌である
ビフィズス菌のえさとなり
腸内細菌を育てることができるのです。


食べ物では
さといも、りんご、キャベツ、大根、
オートミール など
基本は海藻や果物に多いです。


不溶性食物繊維
腸内細菌も菌なので、すみかが必要です。
不溶性食物繊維は、菌たちがくっついて
すみかとし、増殖します。
また
腸内をきれいにお掃除してくれ、
腸が栄養を吸収しやすくしてくれる
役割があります。


不溶性食物繊維は
水分を含めないので
うんちは硬めになります。
たくさん摂りすぎると
便秘になりやすいです。


食べ物では
とうもろこし、大豆、小豆、ほうれん草 など
基本は豆類や穀類に多いです。


という2種類の食物繊維は
効果や役割があって
腸内バランスが一番よくなる状態は
水溶性:不溶性=1:2
となる、摂取の仕方が
よいそうです。



ということからも
赤ちゃんにとって食物繊維は
腸内細菌を育てている最中なので
よりよい腸内環境をつくることができ
腸が元気であれば
神経伝達物質がたくさん製造されることで
脳を育てることとなり
成長・発達を促すことができ
便秘にも悩まされず
元気で丈夫なからだを
つくることができる最強アイテムで
赤ちゃんの身体をアシストしてくれる
栄養素なんです。


お子さんの便秘や下痢が
食物繊維だけで決まるわけでは
ありませんが
便秘のときは
水溶性食物繊維を多めに
下痢のときは
腸を休めながら
不溶性食物繊維を多めに
摂取することを
考えたりできます。


人の顔が違うように
赤ちゃんが持っている腸内細菌も
人それぞれ。


ママから受け継いだものも
あるからです。


なので
その子によって
腸内細菌が育つ食材がちがいます


お子さんが
何を食べるとうんちがでやすいか
硬くなりやすいか
下痢っぽくなりやすいか
観察してみることが大切です。


持っている腸内細菌によって
好みが違うので
いろんな食物繊維を取り入れてみて
観察してあげてください。



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